香川県議会 2020-06-01 令和2年[6月定例会]経済委員会[農政水産部] 本文
課内だけで話し合いをするのではなく、実際に使用しているハマチ養殖業者や畜産農家、オリーブの生産者との連携強化が必要です。 オリーブ葉の生産は、小豆島だけに限らず、香川県の本土側でも取り組み、葉用や飼料用のオリーブ葉生産を専門とする農家も出てきていると聞いていますので、一括りにオリーブの生産者というのではなく、各方面が連携するための組織も必要になってくると思います。
課内だけで話し合いをするのではなく、実際に使用しているハマチ養殖業者や畜産農家、オリーブの生産者との連携強化が必要です。 オリーブ葉の生産は、小豆島だけに限らず、香川県の本土側でも取り組み、葉用や飼料用のオリーブ葉生産を専門とする農家も出てきていると聞いていますので、一括りにオリーブの生産者というのではなく、各方面が連携するための組織も必要になってくると思います。
これまで小・中学校においては、東かがわ市のハマチ養殖や観音寺市のいりこ漁、坂出市の塩田開発、多度津町の造船業など、海に関する学習を数多く取り入れてきているところです。 また、漁業活動や海浜清掃、屋島少年自然の家における集団宿泊学習でのいかだづくりやカッターこぎなど、子供たちが海に親しみ、海と共生することの大切さを実感できる体験活動にも力を入れております。
世界最大のサーモン養殖業者、マリンハーベストが2003年に大分県にハマチ養殖で進出をしましたが、国外販売、加工工場建設の約束は一切果たされず、5年連続の赤字で撤退した事例があります。宮城県水産特区も、ルールを無視した出荷で地元ブランドを毀損した上、多額の税金を投入させながら、3年目からは赤字の連続という惨状です。
また、平成三十年がハマチ養殖の事業化九十周年となることから、記念事業やPR活動を展開し、県産水産物の消費拡大に取り組むほか、担い手の確保、育成については、引き続き、県独自のかがわ漁業塾、新規漁業就業者生活安定給付金など、就業から定着までの一貫したサポートにより、新規就業者が定着しやすい環境の整備に努め、さらには県内外での情報発信を行うことで、担い手の育成と確保を図ってまいります。
9年前に、オリーブが植えられて100年、瀬戸大橋が完成して20年、ハマチ養殖から90年の記念式典が実施されました。来年度が瀬戸大橋30年、ハマチが100年、オリーブが110年になりますが、瀬戸大橋以外、何の話も聞こえてきません。県では、見守っているだけでオリーブはふえていくと思っているのですか。今農家がオリーブで何に困っているのか、我々には情報がたくさん入ってくるのです。
オリーブのことだけではないのですが、今から10年ほど前、オリーブ植栽100周年、ハマチ養殖開始80周年、瀬戸大橋20周年の記念事業を行いました。その当時にオリーブ植栽100周年記念事業の話をしたら、県産品振興課からオリーブは小豆島のものだから県では出来ないと言われました。そこで、知恵を絞って、オリーブは県花・県木、ハマチは県魚だという話で、何とか記念事業を行って欲しいという話にしたのです。
私の知り合いでも、若い方で高校を卒業してもうずっと養殖業をやりたい、養殖業につきたいということで、他県から香川に移住をしてきてハマチ養殖の仕事についている若い方がおいでます。その方がいつも言っているのですが、自分より下に新しい人が入ってきても、どんどんやめていってしまうそうです。
本県は、ハマチ養殖ということで、世界で初めて魚類の海面養殖を行った発祥地です。養殖もハマチを初め、ノリや最近では「讃岐さーもん」など特徴のある水産物が多く生産されていることから、水産関係についても力を入れていく必要があると考えております。
東かがわ市引田の安戸池は、昭和三年に当地の網元であった野網和三郎氏が弱冠二十歳にして世界で初めてハマチなど海面魚類養殖の事業化に成功したハマチ養殖発祥の地であり、以降九十年近くの歴史と技術の研さんを重ね、本県を代表する漁業として目覚ましい発展を遂げてきたわけですが、その認知度、知名度についてはまだまだ十分であるとは言えない状況であります。
そうした中で先ほどの餌料、餌代が魚粉の世界的な需要の増大や円安によって高騰を続けていますし、燃油高騰もあわせてハマチ養殖業者の経営に非常に大きな影を落としているとお聞きしております。特に餌代について、飼料用の占める割合が養殖業者の生産コストの7割を占めるということですので、これは本当に深刻な問題であると思っています。
服部組合長を初め関係者の皆様から説明をいただき、ハマチ養殖の視察で餌やりの現場を間近に見させていただきました。私も初めて海の男の仕事ぶりを近くで見させていただきました。引田漁協においては、現在9経営体がハマチ養殖を行っているということで、25年度には41万4000尾を生産しているということでした。
本県でも、このころに宇和海沿岸の各地でハマチ養殖を始め、その後、昭和40年代にはマダイ養殖に広がり、現在の本県養殖魚の2本柱でありますマダイとブリの養殖の基礎が培われました。ただ魚類養殖の初期である当時は、餌はイワシを中心とした生餌だったため、養殖魚はおいしくない、イワシ臭いなどと言われ、また、食べ残した餌による海の環境への悪影響、悪臭問題などもございました。
しかし、ハマチ養殖発祥の地引田をはじめ、各地でハマチ養殖業が行われており、また瀬戸の小魚に関しては県産品の振興という意味合いでも、水産物をとって食べてもらうことも重要であり、いろいろな形で取り組んでいる状況で、こうした水産業を支える人材の育成は大事だと思っております。
さらに、消費者との交流により、県産水産物の評価を高めるために、ハマチ養殖の見学会及び意見交換会、サワラの放流祭や、ヒラメ、ベラ等の放流祭を開催するなど、県産水産物の理解の促進と消費拡大に努めているところでございます。
新規就業者につきましては、ハマチ養殖業者だけではなく、独立自営型や、また漁船漁業等への就業者もおります。 山本委員 実際に今も就業されている方の内訳もあわせて教えていただきたいと思います。
これに対し理事者から、スマは小型のマグロの仲間であるが、カツオやマグロと異なり、大群はつくらず、単独か小さな群れで行動し、沿岸性が強く、既存のハマチ養殖生けすも利用できるなど、養殖に適していると考えている。 しかし、スマの養殖に関する知見はほとんどないため、9月補正予算で、採卵や種苗生産、養殖技術開発のほか、養殖可能海域の検討などを行うこととしている。
ただ2キロを超えますと1,500円から2,000円の値がつくというふうに言われておりまして、そういった意味では、今のハマチ養殖施設をそのまま使えるというメリットもございますから、養殖としては有効であるというふうに考えています。 今回、本年度から試験を開始するわけなんですが、期間としましては2年半ぐらい養殖しまして、3キロから4キロぐらいで出荷したいというふうに考えています。
特に、ハマチ養殖は、天然魚の豊漁や生産過剰により、ここ数年、浜値が低水準で推移していることに加えて、飼料用魚粉や原油の価格高騰により生産コストが上昇し、漁家経営が危機的な状況に陥っております。
具体的には、肉質の変色を抑えるポリフェノールを配合した餌の開発や、本県産びわの茶葉を混ぜた餌で育てたハマチ養殖等への支援を行っております。 また、養殖マグロ、養殖真珠の高品質化に取り組むとともに、白子を持つ養殖トラフグが高く取り引きされることから、全雄種苗の生産技術の実用化を図ることとしております。
17: ◯答弁(農林水産局長) 本県のハマチ養殖は、大竹市の阿多田島を中心に行われておりますが、近年、全国的に単価が下がっていることもございまして、これまでの市場中心の出荷では生産原価を割るなど、養殖経営が一層厳しくなることが予想される状況であることから、地元漁協や大竹市から要請を受けまして、阿多田島産ハマチのブランド化を進める対策を検討してまいりました。